252年:王家の苗字が変わった。
やっぱり、というべきか・・・いよいよパパが倒れてしまった。
リック「クリフト、あとは頼んだぞ」
クリフト「わかったよ、父さん」
(「パパ」「ママ」と甘えてないで敬意を示して父さん、母さんと呼び替えよう。)
葬儀が終われば1番上のフローラ姉ちゃんが国王になる。
僕は国王の姉弟なので「先王子」という立場になる。「先王子」は王冠マークはついてるし、温室でも仕事はできるが他に制限ができるのだろうか?
これから王族のままか、「元」王族になるかはわからないが、僕なりに国に貢献していこうと思う。父さんとの男の約束だ。
フローラ姉ちゃんが国王になり、フローラ姉ちゃんの家族と同居することになった。すでに成人しているマルリス姉ちゃんは家をでた。
イシュルメくんはフローラ姉ちゃんの子供だ。つまり僕にとって甥であるが、クリフト叔父さんとは言わせないつもり。(まだ学生だし・・・)
同居になれば「デリケートな性格」にもなるよな(笑)
ジェロニモさんはフローラ姉ちゃんの旦那さんだ。僕には兄ちゃんがいないけど、いたらきっと・・・こんな付き合い方になるのかな。
ベッドはどうなるのかな?・・・と思ったら組み合わせに少し安心した。
僕は成人したら家を自動的に追い出されるのか?
なるべく早く独立しよう。
母さんは心配だけど、家をでても支えられる。
そういえば姉の代で王家の苗字がバークリーとなった。王太子の子供(王の孫)から結婚すると王家の苗字を変えることができるんだな。