270年:好きな人できたぞー
婆ちゃんの葬儀も落ち着き、日常を取り戻しつつあった。いや、心の平穏はまだだ・・・
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シンディ「ルディ、友達にならない?」
ルディ「友達はもういるから・・・」
フレン「お、ルディの彼女か?」
ルディ「いや、違うよ」
フレン「なんだ残念、ルディに彼女ができたらニーナに手を出すの辞めてくれると思ったんだけど」
ルディ「あの時はすみません・・・」
母さんまでやめてくれよ・・・
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とりあえず彼女を欲しがってたマリアーノにシンディを押し付けた。
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彼女か。仲がよい異性の友人といえばアレクシアだが・・・
アレクシア「私の顔に何かついてる?」
ルディ「あのさ、ちょっと散歩しない?」
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ルディ「前から思ってたんだけど・・・髪型を変えてみない?」
アレクシア「ん?いいけど。」
ルディ(か・・・可愛い)
アレクシア「何よ、じっと見て・・・」
ルディ「あ、いや。パンケーキ食べる?」
アレクシア「なによそれw餌付け?」
ルディ「そういえば試合に出てるんだよね、一緒に探索しない?」
アレクシア「一緒に探索するの学生のとき以来だね」
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マリアーノ「ほほー、どこに行ったかと思ったら森に女の子と・・・あ!」
マリアーノ「たぶんカジミールもアレクシアちゃんのこと好きだぞ。」
ルディ「いや、俺は彼女と付き合ってないよ」
マリアーノ「うん、これは見なかったことにしよう」
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カジミールか、何気に騎兵選抜にエントリーしていたな。
順調に勝ち進んでるのか。
アレクシアとカジミールが近衛騎士になったら?2人が付き合うことになったら?俺は手放しで喜べないな・・・。たぶん、俺はアレクシアのことが好きなんだ・・・。