270年:少しずつ進展
幸運の塔からアレクシアの家まで送って行った。
彼女にはお兄さんがいたのか、知らなかった。というか、家の場所も初めて知ったくらい。アレクシアについては知らないことだらけだ。
*
カジミール「あれ、アレクシアちゃんの家からなんでルディが?」
カジミール「そっか、アレクシアちゃんと付き合ったのか。学生時代から先に目をつけてたのは僕だったのにな。」
ルディ「ごめん」
カジミール「いや、相手の気持ちまでどうにかできるわけでもないし、しょうがないよ。」
ルディ「俺が女だったらカジミールに惚れてたんだけど。」
カジミール「そのフォローいらないw」
*
ルディ「というわけで、カジミールとも気まずくなることもなく無事だ」
マリアーノ「それは、よかった。僕は紹介してもらったシンディと付き合ってるよ。」
*
俺に彼女が出来て家族にも安堵に訪れたようだ(?)
アレクシア「デートに誘いに来たんだけど、ルディのお父さんとお母さんにじっと見られるの恥ずかしいね・・・」
ルディ「次からは俺が誘いに行くよ・・・」
*
つーか、カジミールも何でまだ一緒についてきてるんだよ!
カジミール「アレクシアちゃんを泣かせてないか見に来ただけだから気にしないで」
ルディ「気になるわ!」
*
兄さんもデートの予定がないのになぜここに・・・
フレン「初デートだし兄としてサポートしてあげようかなと。」
アレクシア「ルディの周りの人って面白いね」
ルディ「いやいや、騒がしくてごめん・・・その、」
ルディ「やっと二人きりになれた、目をつぶって」
俺もやるときはやる。