270年:プロポーズするぞー
今日は親友の応援に。
カジミールは試合に負けてしまった。
そういえばアレクシアも試合に出ているんだっけ・・・
アレクシア「デートに行けなくてごめん。試合の応援してね!」
彼女の騎士姿は似合うんだろうな、個人的には魔銃師の服が好みだけど。
・・・って待てよ。
また忘れていたけど俺は山岳兵だ・・・彼女が役職につくと別れることになる!!
*
やばい、騎士になることを阻止しなければ!次のアレクシアの試合相手はアルディスさんの孫に当たる従兄のバーンだ。
バーン頼む、アレクシアに勝ってくれ・・・!!
アレクシア「うう・・・試合に負けちゃった。」
ルディ「よかった!そっか、残念だったね。来年もチャンスがあるし強くなるために一緒に探索に行こう」
アレクシア「やった、デモンタバール★★★武器を手に入れたよ!」
ルディ「武器の相性を考えると魔銃師になるのがいいね」
アレクシア「魔銃師か、いいかも♡探索に付き合ってありがとう♡」
(無邪気に喜んでいる様子をみると騎士になることを阻止したい、なんて口が裂けてもいえないな)
*
負けず嫌いの彼女のことだ、また騎士か魔銃師にエントリーすることを考えると
年内中にプロポーズしたほうがいいんだろうな。
*
アレクシア「考え事?どうしたの?」
ルディ「いや、明日は酒場に行こう。」
*
ルディ「はい、誕生日プレゼント。おめでとう」
アレクシア「うれしい・・・ルディ、ありがとう」
やっぱり別れることは考えられないよな。よし、覚悟を決めるか。
*
指輪はどれにしようかな。(おっと、アレクシアのお父さんだ・・・)
あとはカジミールだ。まだアレクシアのこと諦めてないだろ・・・
ルディ「カジミール、ちょっとこっちに・・・」
カジミール「何、その指輪。俺にプロポーズ?」
ルディ「そうそう、ってそんなわけないだろ!」
カジミール「思いのほか早く彼女にプロポーズするんだね」
ルディ「お前が彼女の前をちょろちょろしてるからだろw」