娘の彼氏
レイチェル「プリマベーラちゃん、成人おめでとう」
プリマベーラ「お母さん、ありがとう。今年はエルネア杯だけどギブル買う?」
レイチェル「ううん、応援したい人が誰もいなくて」
プリマベーラ「そうだよね、ルディおじいちゃんより強い人なんていないし…」
長女は優等生で卒業しました。贔屓目に見てもすごくしっかりした子なので、よいご縁があればいいな。(8代目のルカの妹、ルッカの孫にあたるニーノくんを紹介しよう。親戚だし。)
わがままな男の子だけど、これくらいフランクな子のほうがプリマベーラも気が楽になるかもしれない。
ニーノ「やっほープリマベーラちゃん!オレたち親戚だったのに会ったことなかったね!」
プリマベーラ「えっ…」
ニーノ「まって逃げないで、オレと仲良くしよ?」
プリマベーラ「お母さん、これでどうかな?ダサいかな?」
レイチェル「どうしたの?」
プリマベーラ「目立ちたくないの…」
レイチェル「可愛いのにどうして顔を隠すのー」
ニーノ「えー!メガネしたの?もったいないーけど可愛いーねー!」
プリマベーラ「も、もう…」
しばらく2人を見守っていたけど、2人ともモテるんだと思います…庭が独身の子たちで賑やかです。
ニーノ「ふふん♪レイチェルおばさん聞いて。デートなんだ!プリマベーラちゃんは任せろ!」
あら、よかった…ってまだ成人して8日…早いわ…
ニーノ「あははー暑いですねーデートのせいかな?」
アーヴィング「おい、オレの妻をナンパするなんていい度胸だな若造」
レイチェル「違うの、アーヴィングさん。娘の彼氏!」
アーヴィング「はぁー?まだ成人したばかりなのに?」
アーヴィング「気に入った。娘を泣かせたら承知しないからな。」
ニーノ「あたりまえじゃん、おじさん。てかお義父さん?」