お試しお付き合い
バートランドさんが私を好き?本当なのかな。私の気持ちは…わからない、でも前のような関係に戻りたい。都合いいかな…
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いつも探索に行く2人はすごくモテる。
なかなか近寄れないの…
ルイ・マリー「はぁ…やっと開放された。お、リーザか。どっちに用?それとも探索か?」
リーザ「バートランドさん…」
バートランド「えっ!リーザちゃんが俺に用?なになに~愛の告白?」
リーザ(いつも通りのバートランドさんだ…よかった)
リーザ「ううん、やっぱり…なんでもないです。試合、頑張ってください!」
バートランドさんがいつも通りに戻ってくれてよかった。話をして変に関係をこじらすのはよくないよね…
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ルイ・マリー「あ、帰っちゃったね」
バートランド「うん…次は泣き落としかなー」
ルイ・マリー「あの手この手を使うね」
バートランド「どんな手でも使うよ」
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彼たちは順調にトーナメントを勝ち進んでいきました。
バートランド「やっほー、リーザちゃん!応援ありがとう。これから探索に行くんだけど一緒にどう?」
イーニッド「バートランド…私も一緒に探索なんてどういう風の吹き回しよ。」
バートランド「しっ…好きな子を安心させたいからねー」
イーニッド「まったく。お疲れ…バートランド、リーザを送っててね。」
バートランド「ハーイ☆まかせて!」
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バートランド「リーザちゃん、家まで送るけど…その前に話があるんだ。逃げないで。」
(バートランドさん、あのときと同じ距離と…目…手を掴んで逃げられない。)
バートランド「お試しでもいい、少しの間だけ付き合ってくれないかな。そばに居てほしいってこと。そうすれば騎士になるために頑張れそうな気がするんだ。」
リーザ「騎士になるために、ですか?わかりました…」
こうして、お試しというかたちで付き合うことになりました。私がそばにいるだけで、バートランドさんが頑張れるなら。