噴水通りへ引越ししてドタバタ。
新年を迎えて引越しの案内が出た。アンガスさんが騎士隊をクビになったので噴水通りの家へ暮らすことに。驚くことに引越し先がティムさんのお隣!
引越し直後、ティムさんの奥さんであるアネットさんが会いに来る。
アネット「すごい偶然…なのかな?でもご近所なんて嬉しい!」
チヤ「騎士隊長であるアンテルムさんの計らいのように思えますね」
新居への引越しもそうだけど、今年はギネスも入学。
私は騎士隊に入隊。
なかなか忙しいスタート。落ち着いたら部屋の飾りつけをしたいかも。
狭いけど、噴水通りは友達がたくさんいるね。
アンガスさんは新年の忙しさもなんのその、マイペースで逆に安心する。
アンテルムさんから騎士隊の仕事を教わり、
ウィアラさんのミッションもこなす。
気が付けば入学式の時間。
同世代にはロニーくんの子やビリーくんの子がいるのね。
さっそく親子で探索。
うちの子は武術のセンスがあるかも。
新居の部屋の飾りつけも終えて、生活感がでてきた。
アンガス「部屋、狭くなっちゃってごめんね。今から外に出ない?」
アンガス「チヤも騎士隊に入隊したんだからあのまま城下に住めたらよかったのに」
チヤ「今の家、見渡せばみんなの姿が見られるのでこれはこれで満足してますよ」
アンガスさんがどこかしょんぼりしているように見えたので、甘えてみたり。
ギネス「もー!父ちゃん母ちゃん、オレを置いてどこいくの」
着任式、気が付いたら女性率が高い!
気が引き締まる。
上位ダンジョンに潜入するも、一人では無理なので現役騎士隊長と元騎兵の二人に助けてもらう。上位武器を手に入れたいなぁ…コツコツ頑張ろう!
ティムさんと家がお隣になってから会う頻度が増えた。
ティム「アンガスはどう?」
チヤ「時間が出来てゆっくりしていますよ」
ティムさんところのソロモンくん。
そして次男のセオフィラスくん。うちの子と仲良くしてね。
アンテルムさんところのローウェンくん。家が遠くなっちゃったけどしっかり来てくれる。嬉しい。
ギネス「オレの妹可愛いだろ?」
ソロモン「だね、ふにふにしてる」
ギネス「やめろ、それ以上触るな!」
そういえばテレーゼさんのところの王太子、スタニックくん。あまりにも自由過ぎて、
ティムさんに連れていかれていた。
男同士で話すことがあるんだろう。きっと…
スタニックくん、山岳兵の彼女とどうなるの?
気が付けば甥っ子のスタニックくん、アンガスさん、アンテルムさんが集まる王族だからけのバシアス浴場。
次の日もアンガスさんは浴場に誘ってくれた。
そのまま声をかけられて、家に帰るかと思いきや茸狩りからの
初めてのダンジョン「ゲーナの森」へ。
アンガス「チヤと初めての場所に行けて嬉しいよ。チヤの初めてはオレのものだ」
チヤ(言い方!)
今日は入隊してからはじめての試合。
わかっていてもアンテルムさんに強気に出たくなる。
チヤ「お…お互い…手加減なしでお願いします!!」
アンテルム「チヤさん、声が震えてる。望むなら本気で挑もう」
あれ、アンガスさんが応援にいない?
あ、背後にいた!
アンガス「ぶーぶー!!騎士隊長と新米騎兵なんて組み合わせはずるいぞー」
私はあっさり負けた。ずっとアンテルムさんと試合することを憧れていたけど、足元にも及ばなかった。
チヤ「ありがとうございました、旅人の時からその強さに憧れていました」
アンテルム「練習試合でもしよう。おっとアンガスが来るからもう行くよ」
アンガス「チヤ!!大丈夫?ケガはない?アンテルムのやつ…」
チヤ「いいんです!私が望んだんです。アンテルムさんの本気が見たくて」
(こう見えてもアンガスさん…アンテルムさんに勝ってるのよね)
スタニックくんや、
ヴィクトリアさんに励まされた。そうよねアンテルムさんに勝てるほうが奇跡。
家に帰ってからもアンガスさんは励ましてくれた。
アンガス「エナ、アンテルムおじさんに気をつけるんですよー」
そんなアンテルムさん、気を使ってか差し入れをくれる。優しい人だな…
アンテルム「強くなりたいならこれを食べるといい」
これは、経験値が増える希少なスパイスを使った料理!!
*
王太子のスタニックくん。本当によく会いに来てくれる。王族御用達のいい匂いで。
黒ラペル?ハマる?怪しいモノに手を出してないよね!?
スタニック「……探索に役立つものですよ」
本当に目が離せない子。
*
ティム「アンテルムとの試合に負けて元気がなかったようだから、これで元気だして」
チヤ「え…星空の砂!?すごく綺麗」
アンガス「…」
ティム「視線が痛いからそろそろ行くね」
チヤ「はい、これ…チヤの好きなパンケーキ」
アンガス「それと今からデートね」
浴場後、すぐに探索に誘われる。
アンガス「今日はオレと一日中、一緒にいるんだよ」
アンガスさんが静かに怒るってこういうことなんだろうか。立て続けに声をかけられて驚く。