赤ちゃんがくる!
マンハリン「友達になってください」
エナ「えっ」
マンハリン「それと前に、くさいって言ってごめんなさい」
最初の出会いは衝撃的だったけれども、いつの間に会えば挨拶する仲になっていた。
エナ「こちらこそよろしくね」
エナ「パパ、あの男の子と友達になったよ」
アンガス「よかった。でもデリカシーがない男を彼氏にしちゃだめだぞー」
エナ「?」
チヤ「もう!アンガスさん、お友達だって言ってるでしょ」
パパは何かにつけて『恋人は~』『彼氏は~』って言うけど、それって友達と何が違うのかしら?
もうすぐ私に弟か妹ができるから、ママは私をたくさん甘やかしてくれるの。
チヤ「一緒にきれいな石を探しに行こうか」
エナ「赤ちゃんにプレゼントしたいな」
*
バルバラ「何してるの?」
エナ「赤ちゃんのミルクを買いに行くのよ」
アネット「うれしそうだね」
エナ「もうすぐ赤ちゃんがくるのよ」
赤ちゃんに会えるのは楽しみだけど、どこかちょっと不安。
わたしはちゃんと、しっかりしたお姉さんになれるのかな?
アイヴァンさんは私の不安を感じ取ってくれて声をかけてくれた。
チヤ「エナは優しい子ね。赤ちゃんがいても、エナはエナよ」
今日はママの誕生日でもあり、赤ちゃんの誕生日。楽しみと不安が入り交じる。