年の瀬
学校も冬休みに入って自由な時間が増えた。
エナ「パパ、どこに行くの?」
アンガス「セオフィラスに誘われて森の小道だよ」
セオフィラス「エナちゃんも一緒に行く?」
ティム「危なくなったら無理しないで帰還するんだよ」
セオフィラス「アンガスおじさんがいるから平気!」
ティム「そ、そうだね(だから心配なんだけど)」
セオフィラスさんのお父さんである、ティムさんはあまり探索に行かないみたい。
探索を終えたパパの後をついていくと、しっかりお仕事をしていた。
と思ったら親友のロニーさんと雑談。
*
チヤ「エナ、買い物を手伝ってくれる?」
エナ「いいよ!」
エナ「年末だから人が多いねー」
チヤ「そうね、買い忘れないようにしないとね」
エナ「あ!アンテルムさんだ」
背が高くて人混みでも目立つアンテルムさん。
アンテルム「チヤさんの買い物のお手伝いか、偉いね」
*
ブリスさんはおにいちゃんと同級生。だからわたしにも仲良くしてくれるの。でもちょっと世渡り上手の変わり者?
(もー!絶対にサリアの花を育ててないし、いらないものでしょ!)
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30日、起きたらメダルが届いていた。
エナ「ママ!主席になれたよ」
チヤ「すごいね!!おめでとう」
友達から年の瀬の挨拶。
バルバラさんから香水をかけてもらって、お姉さん気分も味わったりして。
バルバラ「うちのラヴィニアもエナみたいに、もう少しだけお淑やかになればいいんだけどねー」
ラヴィニア「エナちゃん、探索に行こう!」
親戚たちは探索が好きみたい?
*
探索を終えて浴場へ行くと、親戚のおにいちゃんたちが集まってた。
来年も楽しい1年になるといいな。