アーヴィング視点:レイチェルのお願いごと
アーヴィング(お願いごとってなんだ?まさかキスのおねだりか!!)
レイチェル「アーヴィングさん、やっぱりイヤですか?」
アーヴィング「え!あ、ごめん!聞いてなかった、もう1度言って。」
レイチェル「えっと、一緒にオシャレしたいです…」
アーヴィング(げっ、超ワイルドで硬派なオレがオシャレだと!!いや、まてレイチェルの目が潤んでいる、ダメだ。泣かせちゃダメだ…)
アーヴィング「おう、レイチェルの好きなようにしてくれていいよ。」
レイチェル「この『夜空』色はアーヴィングさんに似合うって思っていました♡それとー、この服。」
アーヴィング(うん髪色は悪くないな、服は不安だが…)
アーヴィング(デヴォンコート・チェックか…落ち着いた服でよかった。これもレイチェルならではのセンスだ、安心した。)
レイチェル「あの、髪型も…」
アーヴィング「髪型はダメだ!オレはこれだけは譲れない!」
アーヴィング「レイチェル…ほら、そんなに姿恰好が変わると、レイチェルと一緒に歩いているときにルディさんがオレだと気づかず、背後からヴォルゴの斧で真っ二つにされてしまうかもしれない。」
レイチェル「えっ!それは、すごく嫌です。アーヴィングさんの髪型はこのままでいいです。」
アーヴィング(ふぅ…)「よし、またデート行こう」
レイチェル「今日は素敵なアーヴィングさんが見られて幸せでした♪明日の星の日も一緒に過ごしてもらえませんか?」
アーヴィング「おう、もちろん!迎えに行くよ。」
*
初デートの幸運の塔の帰り、空いていた王立練兵場の一角で着せ替え人形と化すアーヴィング・リヴェット。髪型変更は7回連続でお願いしたものの断られましたwこだわりがあったのかな。