254年:恋に落ちた、でもすぐに失恋した
254年、僕は小さい頃の夢だった農場管理の人になった。
母さんも農場管理だ。うわぁ、人形みたいだなー
一緒に仕事をするもブラッシングしてるそばからラダの搾乳する母さん。僕が良質なミルクを取ろうとしたのに...
そういえばものすごい勢いで採取する人をみかけた。動作のタイミングがほぼ同じ。採取場所が微妙に違う・・・のが気になる。
このまま農場管理でいいのだろうか?副代表になるのは難しいのでそれにチャレンジするのもいいが、新種の敵を倒すほうに注力したい。
選抜登録し、トーナメントに勝ち進む予定だ。頑張ろう!
練習試合に誘ってくれる女性も増えて嬉しいが、
所持金がほぼ0になる人を相手にするのは心苦しいんだよな。
*
クリフト「ホーマーさん、来年は僕も近衛騎士になるつもりです!」
ホーマー「そうか、頑張れよ」
ホーマー「そういえば紹介したい人がいるんだけど」
クリフト「え!あぁ、会ってきますよ」(ホーマーさんの紹介ってどんな人だろう)
*
クリフト「あの、ホーマーさんの紹介で会いにきたのですが」
ビアンカ「そう、農場管理の人ね。確かにあまり接点なさそうね」
山岳兵隊長「頑固一徹」な年上のビアンカ姐さん・・・(僕は6歳で、ビアンカさんは10歳)
クリフト「突然すみませんでした、これからもよろしくお願いします。」
うわぁああああ!!笑顔が可愛い・・・僕はたぶん恋に落ちた。
── そうか、小さい頃から図書館に通って見ていた司書ミアラさんの口元と、帰宅が遅くなった僕を心配するマルリス姉ちゃんの目元、髪型・・・
僕の理想を兼ね備えた、ビアンカは天使だ。
ビアンカは「またね」と言って魔獣の洞窟に消えていった。
── 次の日
ホーマー「昨日の子、どうだった?」
クリフト「ジェンキンスさんですか、特にどうってことは・・・」
ホーマー「そう」
騎士になるというのにあまり浮かれた様子は見せたくはない。
── が・・・その日、僕は農場へ向かう途中でホーマーさんとビアンカが幸運の塔に向かうのをみた。
※このすさまじい♪に驚いた。
プレイヤーの声:ホーマーさん、なんやねんwww紹介しといて自分で付き合うんかーい!って突っ込んだわ。マルリスと付き合って欲しかったのになー。