エルネア王国ガイド

ワールド・ネバーランド「エルネア王国の日々」攻略・まとめ・プレイ日記

ドレス

今日は年に1度、太陽が登らないことから「星の日」と呼ばれている。街には幻想的な光が飛び交っていた。

 

(光の花みっけ)

星の日だけに咲くこの不思議な花はお守りにもなる。

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「チヤ、おはよう」

「アンガスさん、おはようございます」

 

「ワフ虫の光がきれいだね」

「そうですね」ふと空を見上げる。

 

ワフ虫はこの時期になるとプルトをはじめ、旅をした大抵の国には現れていた。本当のところいうと、新鮮さはない。

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「もっといいものを見せてあげるよ、ついてきて」アンガスさんが私の手をとる。

─ ガチャリ。温室に鍵がかけられた。

 

「さてと、脱いで」

「えっ…」

 

「顔を赤くして何を想像してるのかな?はい、これに着替えて」

差し出されたのは大きな箱で、ふたを開けると豪華絢爛なドレス。

 

「これは?」

「オレと一緒にエナの子コンテストに出てよ」

 

──『エナの子コンテスト』
旅をしたプルトでは美男美女を決めるコンテストだった。あんなに目立つものに出場するなんて有り得ない!

 

「目立つのは嫌です」

「オレが騎士になれなかったら国を出るんでしょ。なら思い出をくれない?」

 

騎士になるのは嘘だったのですか?と言いかけたが、それじゃ私が期待しているみたいで恥ずかしい。

 

「わかりました、目立つことはこれっきりです」

 

「よかった。着替え、手伝おうか?」

「二度も着替えを手伝ってもらわなくて結構です」

 

「二度?」アンガスさんが聞き直すが私は無視して着替えた。彼は背中を向けている。