アンテルムさんと夕食の約束をした私は王家の居室へ向かった。 ─トントン、とノックすると気怠そうなアンガスさんがドアから顔を覗かせた。 「ん?旅人君…どうしたの」 「アンテルムさんと夕食の約束をしていて」 「へぇ…兄貴と約束…まぁ座っててよ」 「お邪…
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