271年:4日、結婚式
271年、新年。今年は4日にアレクシアと結婚する。
両親に新年の挨拶を済ませアレクシアに会いに行く。
アレクシア「新年、おめでとう♪」
(いつも朝早くからこっちに来てくれるな・・・)
アレクシア「雪が降っていて寒いね。」
ルディ「山だから余計にね・・・そばにいて。そのほうが暖かいよ。」
*
アレクシア「今日はルディの部屋まで来ちゃった・・・」
ルディ「もしかして明日の結婚式、緊張してる?」
アレクシア「ううん、大丈夫。あの今から出かけない?」
ルディ「ドレス姿、楽しみにしてるよ」
── いよいよ結婚式
フレディ「アレクシアちゃんと幸せになるんだよ」
ルカ「そういえば、結婚後はどこに引っ越すの?」
ルディ「しばらくはアレクシアの実家の近くに住もうかと思ってるよ」
フレン「やっと年貢の納め時だな。そういえば俺の彼女、ニーナと
アレクシアちゃんは従姉妹同士だったんだよな。」
ルディ「マジで!?」
フレン「サンペリって同じ名字だっただろ・・・なに急に緊張してるんだよw」
(付き合う前とはいえ、ニーナさんとデートしたのを見られて気まずいわ・・・)
*
母さん、父さん・・・山岳兵を嫌っててごめん。
強くなりたいから他の武術も経験したいんだ。
爺ちゃん、探索に付き合ってくれてありがとう。元気でいてくれよ・・・
結婚式まで少し時間がある。思えば成人して、このベンチに座っていたところに
アレクシアに声をかけられ出会いがはじまったんだよな。
アレクシア「懐かしいね・・・あの時、ルディを一人にしたくないって思って声かけたの」
ルディ「これからはずっと一緒だ。」
*