②恋人~プロポーズ:ウィル×リザ
Twitter のハッシュタグ #01oskt で進行しているオスキツ名物イケメンのウィル・ジョルカエフとリザの恋人編。プレイに沿って妄想を肉付け。情景描写は怠いからセリフのみ進行。いつものごとく、初期国民をしゃべらせてるので無理な人はスマホをカチ割ってね!
【玉座の間】
リザ「成人したら格好良くなるのはわかっていましたが…これほどとは…(成人おめでとう!)」
ウィル「だから、言葉と内心が逆だって」
リザ「改めて、成人おめでとうございます」
ウィル「今日はゆっくりしたいし、森の小道に行こうか」
リザ「うん、その次は水没した遺跡ね」
ウィル「話、聞いてた?」
【森の小道】
リザ「ゼルの実の皮は硬いけど、ボワの実よりは美味しいね」
ウィル「やっぱりボワの実、そのままかじったんだ」
リザ「ウィルくんの誕生日ケーキ以来、料理してません」
ウィル「生活力、低っ」
【水没した遺跡】
ウィル HP:0
ウィル「う…(ぶくぶく)」
リザ「ウィルくん、こんなところの水を飲んだらお腹を壊しますよ」
ウィル「学生時代はHP0なら尻もちで済んだけど、大人になると倒れるんだって!」
【エルネア城】
アンガス「ウィル、びちゃびちゃだな」
ウィル「水没した遺跡で、僕ごと水没しました」
アンガス「リザは?」
ウィル「ダンジョンの先に進みました。僕も早く強くならないと」
アンガス「今年はエルネア杯だし、時間はある。そうだ、リザに告白するの?」
ウィル「します。明日から春だしマランダの花が一際、綺麗だと思うので」
アンガス「演出は100点」
【畑】
リザ「ふんふん~♪ラペルもりもり育てよ~♪」
ウィル「(何その歌)あのさ、リザさん…今から幸運の塔に行かない?」
リザ「リザ ”さん” !?な、ななな…なんですか!!そのいつもにも増してイケメンで、真剣な眼差し…まるで愛の告白をするが如く…」
ウィル「(突然、察しがいいな)そうだよ。だったら何?この場で断るの?」
リザ「断りません!!やるなら一思いにヤッてください」
ウィル「ふざけてないで、行くよ。ほら、手をつないで」
リザ「……背、伸びましたね」
ウィル「リザちゃんと出会った4歳の頃から既に背は高かったけど」
リザ「そうじゃなくて、なんか…頼もしさがパワーアップとしたというか」
ウィル「そう…そう思われてるならよかった」
【幸運の塔】
リザ「わ……話題は尽きました」
ウィル「天気の話で1刻が過ぎたことに驚くよ。ねぇ リザちゃん、緊張すると饒舌になるタイプでしょ?」
リザ「はい」
ウィル「じゃ、次は僕の番。単刀直入に言う、好きだよ」
リザ「アンガス君との罰ゲーム?」
ウィル「あのね、罰ゲームだけでこんなところに来ない。リザちゃんは僕のことを好きだってだだ漏れの割には、なんで僕からの好意には目を逸らすの?」
リザ「こ、怖いんです。わたくし、こんな性格ですから嫌われたらどうしようって」
ウィル「出会ったときからその性格は知ってる。それでも好きになったんだよ。逆に聞くけど、僕のどこが好きなの?顔だけ?」
リザ「違います!探索で倒れても立ち上がるところ、街中でみんなに声をかけられて人気者。それはたぶん、ウィルくんが優しくて家族思いだから……でも学業ポイントが低い。そういうところが好きです!」
ウィル「(最後、なんか違くね?)ちゃんと僕自身を見ててくれたんだ。安心した」
リザ「……」
ウィル「今から恋人同士だね。じゃあ、明日もデートしようか」
リザ「は、はい」
ウィル「僕はこれから探索に行くからまた明日ね」
【酒場】
マリテ「鼻血、落ち着いた?」
リザ「はい、興奮してなかなか止まりませんでした。ぎゃー!スープが血!!」
マリテ「落ち着いて。それはあなたが頼んだポマロスープよ」
リザ「そうでした」
マリテ「ひとまず、おめでとう」
リザ「ありがとうございます」
マリテ「私も頑張ろう!奥手だからどうしたらいいかわからないけど…」
リザ「砕けて当たれです!」
マリテ「当たって砕けろ、ね。それじゃ始まる前から終わっちゃってる」
リザ「今日は、会話力がまるでダメだ…また夢なのかも」
マリテ「また?」
リザ「ウィル君が学生のときに結婚しよって言われてた気がして。でも録音したと思った乳白色の玉は、ひび割れてたし」
マリテ「乳白色の玉は、薄暗くて涼しい所に保存しないとすぐに壊れちゃうよ。だから遺跡の奥で見つかるわけで」
リザ「西日ガンガンのわたくしの部屋に置いてました……じゃ、あのプロポーズは夢じゃなくて現実!?キャー(興奮)!!」
マリテ「また鼻血!!」
【翌日・リザの家】
扉をノックする音が聞こえる。
リザ「(貧血気味……玄関が遠く感じる)はーい…あ、ウィルさん?」
ウィル「”さん”呼びになったんだ。アンガス君と一緒なのは嫌だったし、悪くないかも」
リザ「ど、どうしたんですか?朝から」
ウィル「リザちゃんと一緒だと、この素敵な陽気が何倍も素晴らしく感じられるよとデート前の散歩に連れ出したかったけど……顔色が優れないようだね」
リザ「ウィルさんと恋人になれたのが嬉しくて鼻血を出してました」
ウィル「デートまで時間があるからしっかり休んで。無理ならまたにするよ」
【街門広場】
ウィル「落ち着いた?」
リザ「はい、恋人同士でベンチに座るの目立ちますね」
ウィル「あんまり座る人いないね。じゃ、行こうか。貧血もあるだろうから、近くの幸運の塔で」
【幸運の塔】
ウィル「リザちゃんと出会ってから毎日が楽しいよ。見てて飽きない」
リザ「わ、わたくしも…ウィルさんと出会ってからずっと楽しいです」
ウィル「それが聞けて良かった。家まで送る」
【リザの家】
ウィル「今日は楽しかった…好きだよ」
リザ(こ、これはキスするシチュエーション)
ウィル「目を開けたままするの?」
リザ「記憶に焼き付けたかったけど、恥ずかしいから目を瞑ります。でも、ちょっとまってください」
ウィル「乳白色の玉での録音・録画は禁止」
リザ「……」
ウィル「目を瞑って」
リザ「はい……」
ウィル「……っ」
リザ「اللغة العربية(昇天)」
ウィル(か、可愛い。もっとキスしよ)
「次は鼻で息をしてね」
【麦の収穫・畑】
リザ(じー)
ウィル「自分の畑はラペルだらけで収穫するものがないから僕の観察の日というわけ?」
リザ「そう」
ウィル「次は探索するつもりだけど、一緒に行く?」
リザ「お構いなく」
【森の川辺】
ウィル「僕が探索を終えるまでここで待ってたの?」
リザ「うん」
ウィル「もう観察はいいから、釣りにでも行こう」
【カルネ帝国の橋】
ウィル「ここで出会ったときのことを思い出す。リザちゃんが新しい銃を手に入れた日」
リザ「あの銃、今も大事に愛用してるの!ほら!」
ウィル「銃、ピカピカだね。あ、その笑顔」
リザ「ニヤけてた!?」
ウィル「違う、可愛い」
リザ「か、かか・・かわ・・カワガゾが釣れた!」
ウィル「それはザワムシ。照れて誤魔化してるのも可愛い」
リザ「リザ様を舐めてると、またダンジョンで床を舐めさせますわよ」
ウィル「うん、わかった。とりあえず明日、デートしよう」
リザ「はいっ……はっ!わたくしの対処がどんどん上手くなってる」
【王家の居室】
アンガス「順調そうだね」
ウィル「リザちゃん、すごく可愛い。そういう生き物だと思うと愛おしい」
アンガス「すげぇな、境地って感じ」
ウィル「アンガス君は?」
アンガス「オレはまだいろんな子と遊ぶ」
ウィル「僕を合コンに誘うのはやめてね」
アンガス「誘わないって。リザの銃で葬られそう」
ウィル「リザちゃん、魔銃兵になるかな?」
アンガス「才能あるからなると思うよ」
ウィル「一緒に騎士隊もいいな」
アンガス「あの銃で?いい迷惑だわ。アンテルムが邪道だとキレそう」
ウィル「ありえる」
【リザの家】
ウィル「おはよう、リザちゃん。キスしよ」
リザ「朝から?」
ウィル「じゃ、昼間の街なかでする?」
リザ「今です!!」
【酒場】
ウィル「僕、こんなに人を好きになったのは初めてだよ」
リザ「わたくしもです、ウィルさんが好き!」
ウィル(銃を触ってるときと同じ笑顔だ。本当に僕のことが好きで仕方ないんだな)
「うん、ありがとう。じゃあ、食べようか」
リザ「ウィアラさんの料理、美味しいね。わたくしもお料理を習おうかなー」
ウィル「それ、ちっとも思ってないでしょ」
リザ「うん、見えざるシズニの導きによって言わされてる感ある」
【収穫祭・ヤーノ市場】
リザ「マトラの餌を買おうっと」
アンガス「30個くらいがいいだろうね」
リザ「王子君!こんにちは」
アンガス「だからオレの名前はアンガス」
ウィル「あ、ここにいた。僕の豊穣の女神、今日のデートを忘れないでね」
アンガス(なにその呼び方!?)
リザ「あわわ……」
アンガス(なるほど、こうやってリザの反応を楽しんでるのか)
【収穫祭・酒場】
リザ「ウィルさん、アンガス君の前で変な呼び方はやめてください!」
ウィル「仲が良いことをアンガス君に見せつけちゃいけない?」
リザ「そんな子イムのような瞳ですがられても!!……許しま、す」
ウィル「うん、こうしてリザちゃんと一緒にいるときが一番幸せなんだ」
【バシアス浴場】
リザ「毎日がこんなに幸せなんて夢みたいだなぁ」
ウィル「リザちゃん、おはよ。朝風呂は気持ちいいよねー」
リザ「きゃ♡ウィルくんの裸!」
ウィル「僕は水着だし、指の隙間からしっかり見てるよね」
リザ「ガノスの土産にしようかなって…」
ウィル「ここで卒倒しないで。それと、突然だけど今からデートしない?」
リザ「!!浴場じゃ、乳白色の玉…持ってきてない…」
ウィル「うん、知ってた。浴場も僕のプロポーズも録音・録画は禁止」
リザ「プロポーズ…」
ウィル「去年、約束したでしょ。結婚しようって」
リザ「やっぱり夢じゃなかったんだ…」
ウィル「今から神殿に行こう」
【神殿】
ウィル「リザちゃん、結婚し…」
リザ「ごめんなさい」
ウィル「え?」
リザ「そこまでわかり合えてないんじゃないかなって(指輪、欲しい!)」
ウィル「本心じゃないよね……僕はリザちゃんのこと誰よりもわかってるよ。それともリザちゃんは僕のこと、まだわからない?身体で覚えさせてあげようか」
リザ「ここでキス!?」
ウィル「そうだよ」
リザ「怒らせちゃいけないことは今、わかりました…」
ウィル「指輪なら結婚後にあげるからね、ちゃんと稼げるようになるまでまってて」
リザ(バレてる!?)
ウィル「リザちゃんのことならわかる(=わかりやすい)」
リザ「…」
ウィル「また明日ね」
【王家の居室】
アンガス「プロポーズを断られた!?」
ウィル「また明日するけど」
アンガス「また断られたら?」
ウィル「ちょっとだけ強引な手段をとる」
アンガス「ウィルを腹黒いと思ってたけどやっぱりな」
居室のドアをノックする音が聞こえる
アンガス「ん?」
ウィル「リザちゃんだよ」
アンガス「なんで二人して互いの気配がわかるようになってんだよ」
リザ「ウィルさん、今日はごめんなさい……あの、これ…お詫び…わたくしの気持ちです!」
ウィル「南国の花束…綺麗だね、嬉しいよ」
リザ「よかった…無一文だったけど素敵な温室をみつけてウィルさんのために摘んてきたの」
アンガス「それオレんちな」
リザ「だから陛下に『何してるの?』って聞かれたのか」
ウィル「ありがとう。リザちゃんの気持ちはちゃんと受け取ったから、明日の僕の気持ちも受け取ってね」
リザ「ウィルさん……キスしていい?」
ウィル「うん、して」
アンガス「おまえら、オレが見えてないのな」
*
アンガス「プロポーズは早くてよかったかも」
ウィル「なんで?」
アンガス「リザ、今はモテクイーン/みんなの人気者/動物に人気の三冠」
ウィル「絶対にエナの子コンテンストなんかに出場させない」
アンガス「意外と独占欲が強いんだな。オレなら彼女を思い切り着飾って一緒に出場してみんなに見せつける。その後でドレスを脱がす」
ウィル「それも独占欲のひとつでしょ」
アンガス「だね」
【畑】
リザ(結婚したら畑が変わっちゃうから急いでラペルを収穫しなきゃ!)
ウィル「リザちゃん、すごい形相だけど……」
リザ「よし、これで大丈夫!」
ウィル「じゃ、今から神殿に行こうか」
【神殿】
ウィル「結婚しよう。僕と家族になってくれる?」
リザ「う、その言葉はずるい……」
ウィル「リザちゃん……(泣いてる?)」
リザ「わたくしもウィルさんと結婚したい!今、すごく幸せ」
ウィル「うん、もっと幸せにしてあげるね」